ロシア史研究会について
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◆ロシア史研究会について
ロシア史研究会は1956年に創立され、日本で唯一ロシア史を総合的に扱う学会として活動を続けてきました。対象とする地理的領域は、ロシア帝国や、本会創立より長く存在していたソ連邦と重なる地域であり、現在のロシア連邦領域の歴史のみならず、中央アジアやカフカース、ウクライナやベラルーシ、モルドヴァ、バルト諸国の歴史についても引き続き視野に収めています。そのため、本会は日本における伝統的な史学の区分である西洋史学と東洋史学の結節点にもなってきました。
1999年より日本学術会議登録学術研究団体(現在の「協力団体」)、いわゆる「学会」となった本会は、現在、約250名の会員から構成されています。会員の多くは大学などの専門機関で活動する歴史学者や大学院生ですが、地域研究や社会科学、文学・思想研究を主とする研究者も少なからず含まれており、また会社員や編集者、出版者(社)など、様々な人々が集う会となっています。
主な活動としては、年に一回、秋に大会を開催するほか、定期的に例会を開催しています。また、査読誌である『ロシア史研究』を年に2回発行し(発行後3年経過後にJ-Stageで一般公開する規定となっています。リンクは末尾の通りです)、ニューズレターも本会サイトで一般公開する形で年に4回発行しています。
本会は1999年より、ロシア・東欧研究に関係する諸団体のアンブレラ団体である日本ロシア・東欧研究連絡協議会(JCREES)に参加し、近年では、ロシア東欧関連の海外の学会とも連携しながら、多様な学究の場としてさらなる発展を目指しています。
『ロシア史研究』電子版リンク(J-Stage)
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/roshiashikenkyu/list/-char/ja
◆ロシア史研究会委員会
現在の委員会の構成は以下の通りです(2023年10月選出、任期2年)。
半谷史郎(委員長)
左近幸村(事務局長)
鶴見太郎(大会企画)
橋本伸也(大会企画)
神長英輔(編集長)
青木恭子(会誌編集)
立石洋子(会誌編集)
金山浩司(会誌編集)
伊賀上菜穂(会員管理)
高橋沙奈美(会計)
青島陽子(名簿)
中地美枝(例会)
シュラトフ・ヤロスラブ(例会)
濱本真実(ニューズレター)
林健太(ニューズレター)
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会計監査委員
上垣彰
豊川浩一
◆『ロシア史研究』投稿規程
投稿規程(2024年8月改正)
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『ロシア史研究』は、ロシア史研究を推進し発展させることを使命とした学術誌である。投稿資格者は、1.ロシア史研究会会員、2.編集委員会が投稿を依頼した非会員、3.所定の投稿料を払う非会員である。投稿料は、4000円とする。
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原稿の書式は縦書きで、ワード1頁あたり40字×30行とする。論文は30頁以内、研究ノートおよび史料紹介は20頁以内、研究動向および書評論文は15頁以内、書評は10頁以内とする。図表も字数制限の対象とする(『ロシア史研究』1頁大の図表を載せた場合、大体40字×33行に相当する)。論文および研究ノートについては、投稿時に要旨(800字程度)を付すこと。
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原稿の採否は査読者の意見を参考に、編集委員会が決定する。
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『ロシア史研究』に掲載された論文等の著作権(=著作財産権、Copyright)はロシア史研究会に帰属する。ただし、執筆者は、グリーンオープンアクセス(セルフアーカイブ)として、本誌からの出版の後、直ちに、自身の著者最終稿等を機関リポジトリなどの公的なオンラインリポジトリから公開することができる。
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投稿原稿は未発表のものに限る。ただし、以下で示すような媒体に既発表の文献(著作権が著者にあるか、転載の許諾が得られるもの)と内容面で重なるものを改作して投稿する場合はこれを妨げないが、必ず投稿原稿内でその旨断ること。許諾が必要な場合は、投稿者の責任において、手続きを行うこととする。
1.未公刊の学位論文や各種研究プロジェクトの報告論文
2.本会や他学会の大会・研究会・国際会議等の予稿集
3.国外の雑誌
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投稿先および投稿などに関する問い合わせは、『ロシア史研究』編集長に行うこと。
<付記事項>
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投稿は随時受理するが、春に出る偶数号の締め切りは前年6月10日、秋に出る奇数号の締め切りは当年1月10日とする。
投稿・問い合わせ先は次の通り。
国学院大学文学部 神長英輔
電子メール:kaminaga.eisuke<a>kokugakuin.ac.jp
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投稿は、原則として電子メール(添付ファイル)によること。ワープロソフトは「マイクロソフトワード」とする。手書き原稿は受け付けない。図表は本文に埋め込むのではなく、エクセルやワードなど、別のファイルで提出する。PDFは不可。図表が多く、税別で5000円を上回る場合は、実費を請求することがある。図表の価格は以下の通りである。
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複雑表および図版作成……800円/点(税別)
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単純表作成……400円/点(税別)
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原稿には所定事項のメモを添えること。所定事項のメモには、(1)執筆者氏名(日本語およびロシア語)、(2)論文・研究ノートの題名(日本語およびロシア語)、(3)所属、(4)連絡先(初校送付先住所、電話番号、メールアドレス)、(5)論文・研究ノートの日本語要旨(800字程度)、を明記すること。
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掲載が決定した論文および研究ノートには、200語以内の英文レジュメを付すこと。
『ロシア史研究』執筆要領(2024年8月版)
◆ロシア史研究会規約
ロシア史研究会規約
(1985年11月9日改正・1997年10月25日改正・2007年11月10日改正)
第1条 本会はロシア史研究会と称する。
第2条 本会はロシア・ソヴェト史研究の向上・発展を目指し、会員相互の研究およびその成果の発表、及び親睦をはかることをもって目的とし、以下の事業を行う。
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機関誌『ロシア史研究』の発行、
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年1回の研究大会の開催、
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随時、研究例会の開催、
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その他、本会の目的に沿う事業。
第3条 本会は原則としてロシア・ソヴェト史研究に従事する者をもって構成される。
第4条 総会は年1回開催する。総会は本会運営の最高の議決機関であって、全会員の5分の1によって成立する。
第5条 本会には会長1名をおくことができる。
第6条 本会には研究会の運営に当たる、委員15名からなる委員会をおく。
第7条
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委員のうち10名は総会において選出する。委員は委員長を互選する。委員会は必要に応じて5名以内の委員を補充することができる。
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委員の任期は2年とし、連続4年をこえることはできない。また、委員の通算任期が6期の倍数に達した者は、その任期満了直後から2期の間、委員になることができない。
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委員長は本会を代表し、委員会を主宰する。委員は委員会の定めるところに従い機関誌の編集、研究大会、例会の開催、会計等の会務を分担する。
第8条 本会には会計監事2名をおく。
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会計監事は総会において選出する。委員は会計監事を兼ねることはできない。
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会計監事の任期は2年とし、連続4年をこえることはできない。
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会計監事は会計監査に当たる。
第9条 委員及び会計監事の選出の方法は別に定める。
第10条 会員は会費を納入する。会費の額は総会において決定する。
第11条 会計年度は9月1日より翌年8月31日とする
第12条 規約の改正は総会において決定する。
付則:第7条第2項後段は2007年度総会における委員選挙から施行する。但し、経過措置として、その時点までに通算6期以上つとめた者については、「その任期満了直後から」の文言にかかわらず、2007年選挙および2009年選挙において選出対象から除外する。
会計所在地:九州大学人間環境学研究院
819-0395 福岡市西区元岡744
九州大学人間環境学研究院 高橋沙奈美研究室
◆ロシア史研究会ハラスメント防止ガイドライン
ロシア史研究会ハラスメント防止ガイドライン
(2023年11月24日制定)
1.基本方針
学会は、大学や研究機関の枠組みを超えた研究協力と連携、交流の場であり、各自の研究活動にとって重要であることはいうまでもない。その学会でハラスメントが生じれば、被害者の自由な意見表明や活動を害し、学会における自由な議論と公正な運営が損なわれるだけでなく、なにより、とりわけ被害者が安定した地位を得ていない場合には、将来にわたり研究活動に重大な影響を与えかねない。
ロシア史研究会は、自由で公正、平等な学会であることを目指して、会員と、会に関係する人々の権利と尊厳を守り、各自が自由で快適な学会活動と職務に従事できるように、ハラスメントを防止するために対策を講じ、啓蒙活動を行う。なお、本ガイドラインは、会員同士もしくは会員と非会員との間で生じた、当学会活動に関わる行為に適用される。
2.ハラスメントとは
一般に、ハラスメントは、性別、性的指向、性自認、社会的身分、人種、国籍、出身、思想・信条、年齢、職業、学歴・職歴、身体的特徴、容姿など個人の人格に関わる言動によって、あるいは力関係や優越的地位を利用して、個人に不利益・不快感を与え、その尊厳を損なうすべての行為を指す。
次の点に注意が必要である。
① ハラスメントの受け止め方には差があり、ハラスメントに当たるか否かについては、相手の判断が重要である。
② 相手に不快感を与えているかどうかについて、相手からいつも意思表示があるとは限らない。
3.相談手続き
① 相談の窓口や手続きを別に定める(以下のリンク参照)。
② 事案の存在とその内容について、相談者の意思に反して、委員会や相手方、個人に明かされることはない。相手方のプライバシーへの配慮も必要である。
③ 事案の存在と内容は極秘事項であり、慎重に扱われる。事案について知り得た委員や会員は、相談の終了後や、退任、退会後も秘密を厳守する。
④ 相談したことにより相談者に不利益を与える行為は禁止する。
以上
◆休会制度内規
休会制度内規 (内規ですが、会員の便宜のために記します)
(2007年4月3日制定・2007年11月10日改正・2014年12月6日改正・2017年10月14日改正)
1. 一定期間、通常の会員としての資格を停止することを望む会員は、原則として休会開始年度の前年度末(8月31日)までに、委員会にその旨届け出ることにより休会することができる。休会は原則として年度単位で、4年を限度に更新できる。その期間を経たのちも復帰しない場合は退会扱いとなる(その後の再入会は妨げない)。また、原則として、復帰後、2年が過ぎるまでは次の休会は認められない。
2. 休会期間中は会費を徴収しない。
3. 休会中の会員には雑誌、ニューズレター、例会通知を送付しない。但し、電子メールで例会通知を受けとっている者については、そのアドレスを送付先リストから削除することはしない。
4. 会員名簿には休会中の会員も記載する。但し、総会成立要件としての定足数算出に当たっては、会員総数に参入しない。
5. 休会していた会員が通常の会員に復帰したいと思うときは、委員会にその旨届け出ることで復帰することができる。
6. 休会中の会員は、委員・監事の選挙権・被選挙権を持たないこととする。
◆入会手続き・会費について
<入会手続き>
ロシア史研究会への入会を希望される方は、下のリンクから入会申込書をダウンロードし、必要事項を記入の上、事務局までメールまたは郵便でお送りください。事務局の連絡先は申込書に記載されています。お知らせいただいた連絡先に、名簿担当委員もしくは会計担当委員から会費振込みなどに関する案内が行きます。
・入会申込書Word版 ・入会申込書PDF版
会費の入金が確認できた時点で入会となり、名簿と『ロシア史研究』最新号をお送りいたします。
なお、本会は毎年、9月1日から新年度となりますので、ご入会のタイミングとしてご一考ください(早めにお申し込みいただいても結構ですし、遡っての入会も可能です)。
<年会費>
年会費は、常勤職にある場合は8000円、そうでない場合は4000円です。
不明な点があれば、事務局までご遠慮なくお問い合わせください。
<年会費の振込先>
ゆうちょ銀行 〇一九(ゼロイチキュー)店
当座預金 87383
ロシア史研究会
(ゆうちょ口座からの振込の際は、記号番号:00150-0-87383)
◆雑誌会員
雑誌会員
ロシア史研究会が発行する学術雑誌『ロシア史研究』を購入するだけの「雑誌会員」となることができます。年会費は3,000円です。『ロシア史研究』は定価1,500円で年2回の刊行です。雑誌会員についての問い合わせや申し込みは、事務局宛にお願いします。